人事評価Q&A

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| 部下は有給休暇を取得する日数が多く、取得のたびに、私(上司)が部下の仕事をカバーしています。人事評価に反映しても良いでしょうか。 »

給食センターの栄養士を評価する立場ですが、異動したばかりで栄養士の能力評価ができず悩んでいます。どんな工夫が必要でしょうか。

次の3つの対策を試してください。

1 栄養士に業務の実情等の説明を求めること

業務に関する知識がなければ能力評価はできません。なるべく早い時期に、栄養士に対して、業務の内容や現状を説明させ、仕事の内容を把握してください。

栄養士も上司が異動してきたばかりであることは分かっていますから、業務内容について快く説明を行うはずです。そのとき、個々の業務を取り上げて、なるべく具体的な内容を聴きだすようにしてください。業務の処理手順はもちろんのこと、気をつけていること、苦労している点、抱えている課題なども聴くようにします。そうすれば、個々の業務に関する具体的なイメージを持つことができます。

2 反省会や検討会の場をつくること

他の栄養士、もしくは責任ある立場の調理員を含めてもいいと思いますが、定期的な反省会や検討会の場を設けます。

反省会や検討会では、発生した問題、実行した対処方策の報告、また、その事実に対する意見交換などを行います。関係者が知恵を出し合う場をつくるのです。 その内容を聴くことによって、評価者は具体的事実を掌握できますし、対策としてどのような選択肢があり、どう対応すればより望ましいのか、といった実践的なノウハウ、判断基準などを知ることができます。それは評価をする上でも重要は判断材料になります。

3 栄養士に自己評価の根拠について説明させること

自己評価の提出を受けたら、個別面談を行って、自己評価の背景となった事実の確認を行います。

評価者は、被評価者のすべての行動事実を知っているわけではありません。被評価者と常に行動をともにすれば可能かもしれませんが、実際にはそこまではできないからです。そこで、自己評価をさせたら、その評価のもととなった事実を確認し、その事実が尊重すべき事実であれば、その事実を含めて評価を行います。 その意味では、自己評価は上司への報告でもあるのです。個別面談の場を有効に活用し、行動事実の振り返りを十分行った上で評価をしてください。