人事評価Q&A

« 人事評価には”公私混同の排除”という原則があるそうですが、どういう意味でしょうか? |

人事評価Q&A Topへ

| 評価制度設計に関しコンサルティングを受けたいのですが、「他団体の事例を用いればよい」と言われてしまいました。コンサルを受けるメリットを教えてください。 »

人事評価に求められる、納得性、公平性、客観性とは、どういうことを指すのですか?

人事評価を継続するために最も重要なことは、評価に対する納得性を確保することです。評価について納得が得られなければ、制度に関する信頼性が低下し、評価制度を継続することができなくなるからです。

「納得性」を得るためには、人事評価制度に「妥当性」、「客観性」、「透明性」、「公平性」(あるいは「公正性」)を確保することが求められます。

「妥当性」とは、人事評価制度がその目的に合致した、あるいは組織や事業の特性を踏まえた、「妥当性」のある制度であることを指します。

「客観性」とは、職員を評価するに際して、好き嫌いや主観を除き、具体的な事実に基づく「客観性」のある評価制度であることを指します。

評価者研修の際に、「評価者は客観性を確保することが重要です。」といった説明を受けることがあります。これは、推測やイメージで評価するのではなく、具体的な行動事実に基づいて評価をすること・・そうしなければ評価結果に関する説得力がなくなってしまいます。・・・が評価をする者の守るべきルールであることを説明しているのです。

「透明性」とは、評価の方法、評価の基準等を含めて、評価を受けている被評価者であれば、だれもが人事評価制度の内容を知ることができ、問題点を指摘できるだけの「透明性」のある制度であることを指します。

そして「公平性」(公正性)とは、特定の人に有利又は不利な扱いをすることなく、評価が公平・公正に行われることを指します。この場合 、評価自体の「公平性」の問題(評価に甘辛が生じる問題)に限らず、制度設計上、特定の職層や職種に不利な制度になっていないか、また、評価結果が同じであれば、人事上の取り扱いも同じであるか(他の条件に差が生じている場合を除く。)といったことも含まれます。